第10回 徳間文庫大賞
2024

今年で10回目となる2024年の徳間文庫大賞はなんと2作品が受賞!全国の目利き書店員さんが、いまもっとも売りたい徳間文庫を選ぶ徳間文庫大賞、注目必至の作品です。

『国道食堂 1st season』
小路幸也/著

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受賞コメント

『国道食堂』は「男たちの物語を」という打ち合わせで、ふっと浮かんできたのが〈リングのある食堂〉です。
そこで物語が全部出来上がりました。愉しんでもらえてこんな嬉しいことはありません。ありがとうございました。

選評

  • ときわ書房本店 宇田川拓也さん

    これぞ手練れの技というべき一冊

  • 八重洲ブックセンター京急百貨店上大岡店 狩野大樹さん

    小説の醍醐味がある。感動というよりドキドキしてしまった。

  • 有隣堂 出版部 加藤ルカさん

    こんなに続編が気になる作品はそうそうない!

『月はまた昇る』
成田名璃子/著

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Ⓒ大泉美佳

受賞コメント

この度は栄えある賞をいただき、とても光栄ですし、感謝の気持ちでいっぱいです。どうかこの機会に、たくさんの方に楽しんでいただけますように。誰もが、自分のなかの勇敢な自分と再会できますように。

選評

  • ときわ書房本店 宇田川拓也さん

    題材の鮮度、人物造形、胸のすく展開、全てが素晴らしい

  • 八重洲ブックセンター京急百貨店上大岡店 狩野大樹さん

    希望があります。単行本時から推している作品です。

  • 有隣堂 出版部 加藤ルカさん

    「保活」から「起業へ」と現実でもありそうなエピソードがおもしろかった。

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徳間文庫大賞 とは

2015年、全国の書店員を中心に徳間文庫大賞実行委員会を創設。優れた小説を発表する作家を奨励し、毎年、1年間に刊行された徳間文庫の中から、優れた作品に贈呈される。